日本宗教史 (岩波新書)本ダウンロード無料pdf

日本宗教史 (岩波新書)

によって 末木 文美士


4.9 5つ星のうち(22人の読者)

日本宗教史 (岩波新書)本ダウンロード無料pdf - 内容(「BOOK」データベースより) 『記・紀』にみる神々の記述には仏教が影を落とし、中世には神仏習合から独特な神話が生まれる。近世におけるキリスト教との出会い、国家と個の葛藤する近代を経て、現代新宗教の出現に至るまでを、精神の“古層”が形成され、「発見」されるダイナミックな過程としてとらえ、世俗倫理、権力との関係をも視野に入れた、大胆な通史の試み。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 末木/文美士 1949年山梨県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。東京大学教授。専攻は、仏教学・日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

日本宗教史 (岩波新書)の詳細

本のタイトル : 日本宗教史 (岩波新書)
作者 : 末木 文美士
ISBN-10 : 4004310032
発売日 : 2006/4/20
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 26.64 (現在のサーバー速度は22.71 Mbpsです
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★本書のキーワードは「古層」。そして、古層とは今日的意識によって絶えず発見され、創出されるものであり、不変の古層などは無いということ。(ここで従来の議論は痛切な反省を迫られる。丸山真男も、ナショナリストも)★文字で表された思想をたどることのできるのは、7世紀後半までががせいぜいであること。8世紀初めに成立した『古事記』『日本書紀』は当時の思想で編纂されたのであり、それ以上にはさかのぼるのは基本的に想像力の領域となる。(遺跡などから様々なことを想像するのは自由と思われるが、それは今日的意識による古層の発見であり創出であることを自覚すべき。著者は文献史学としての立場とその限界をいっているのだろう。基本線はその通りと思うが、ただし、古代文学の立場からの、さらにさかのぼっての古層の紡ぎ出しが可能な部分もあるように思われる)★思想としての神道は鎌倉時代に始まる。神まつり儀礼は別としても、思想としての神道が仏教以前からあったというのは、願望を込めた思いこみにしか過ぎない。この点は同著者による山川出版社『中世の神と仏』で詳説されている。(著者はあくまで思想的コンテンツを問題にしており、素朴な神祇信仰と神道理論を区別している。これを是とするかどうかは意見が分かれるところだろうが、学問的措置としてはありうる)★継続が命である天皇制は性的結合を前提とする。仏教がいう煩悩を滅却しては成り立たない制度である。(イザナギ、イザナミの交合から日本列島が産み落とされたことに合点した。「万世一系」はセックスがもたらす世界秩序であり、これほどエロスに満ちた世界は無いのでは…。鱗がハラハラ)★普遍の教えである仏教と違って、日本の神は特定の場所に結びつくことが多い。日本特産の参詣曼陀羅がまさにそうである★宣長による『古事記』発見は、学問に踏みとどまったゆえに近代人の受けは良いが、人々の宗教的感情を満足させなかった。宗教は死の問題に対処できなければならない。(なるほど、宗教と学問の困難な関係はすでに江戸時代に芽生えていた…)★明治に始まった国家神道は国家の神話と祭祀の体系であり、古層を装った新しい宗教のかたちだった(国家神道を宗教の埒外に置くのは、やはり無理筋だった…)以上、評者なりの感想を列挙してみた。手軽な通史と思いきや、とんでもない。通史のかたちでこれだけの含蓄を漂わすのは、著者ならではの力業である。ここに書いたような部分のつまみ食いでなく、あくまで通史として読むべき本。この通史を論評するには1冊の本が書かれなければならないだろう。小著とはいえ、それだけ深い、価値ある1冊である。

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