昭和住宅 epubダウンロード無料
昭和住宅
によって 辻 泰岳
4.9 5つ星のうち(2人の読者)
昭和住宅 epubダウンロード無料 - 内容紹介激動の昭和を生きた63の家物語本書は昭和を戦前と戦後にわけ、住宅を通してその時代と人々の暮らしを解き明かしていく本です。明治維新以降の西洋化の流れ、日本の住宅のもつ長所(縁側など)の再定義(折衷様式)、そして震災・戦争からの復興、さらに家族構成の変化なども含め、その時代を代表する建物を取り上げながら分かりやすく紹介していきます。この1冊で昭和の家のすべてが分かる! 主な目次洋館と和館が並ぶ家1-1旧里見弴邸 1-2旧田中家住宅1-3旧山崎家別邸 1-4旧柳下邸西洋民芸の家 2-1旧内田信也・根津嘉一郎別荘 2-2旧徳川善親侯爵邸2-3大山崎山荘 2-4小林一三邸強い家3-1旧山口蓬春邸 3-2旧木下家住宅3-3丸二商店 3-4多木浜洋館ベランダーのある家4-1佐々木邸 4-2旧井元家住宅4-3旧イタリア大使館夏季別荘 4-4旧杉村楚人冠邸藤棚とパーゴラ5-1 駒井家住宅 5-2旧ラフィン邸5-3堀辰雄邸 5-4河井寛次郎邸曲面のある家6-1旧朝倉文夫邸 6-2旧竹田宮別邸6-3旧原邦造邸 6-4常盤台写真場床に座る生活・椅子に座る生活7-1旧林芙美子邸 7-2旧柳宗悦邸7-3旧飯箸邸 7-4旧近藤邸震災と戦争を生き抜く8-1旧安田楠雄邸 8-2旧白洲次郎・正子邸8-3旧鈴木信太郎邸 8-4旧山川秀峰邸ニュータウン・オールドタウン9-1赤羽台団地 9-2蓮根団地9-3阿佐ヶ谷住宅9-4多摩ニュータウン(ベルコリーヌ南大沢)ショウワの焼き直し10-1大森ロッヂ10-2旧小泉家住宅10-3日本昭和村10-4昭和の町夢のマイホーム11-1ミゼットハウス11-2セキスイハウスA型11-3ヘリコ11-4セキスイハイムM1内容(「BOOK」データベースより)震災復興、戦争、焼け跡からの再出発、そして高度成長へ。激動の昭和を生きた63の家物語。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)辻/泰岳 1982年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程。近現代の建築史・美術史研究を行う 大井/隆弘 1984年、東京立川に生まれ、飛騨高山で育つ。白線流しの岐阜県立斐太高校を卒業。国立三重大学建築学科、国立東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を経て、現在、同大学院博士後期課程に在籍。せたがやeカレッジ講師。研究の他、建築設計、各種デザインも行う 飯田/彩 編集者・デザインコミュニケーター。建築専門出版社編集部勤務を経て、2011年より建築・デザイン関連の書籍の編集、レクチャーの企画・モデレーション、建築専門誌への寄稿などの活動を行う。現在、Design Communicator代表、法政大学建築学科教育技術員 和田/隆介 1984年静岡県生まれ。編集者、東京大学学術支援専門職員。2008年明治大学卒業。2010年千葉大学大学院修士課程修了。2010~2013年新建築社。JA編集部、a+u編集部、住宅特集編集部に在籍。2013年~フリーランスとして活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
昭和住宅の詳細
本のタイトル : 昭和住宅
作者 : 辻 泰岳
ISBN-10 : 4767818273
発売日 : 2014/8/2
カテゴリ : 本
ファイル名 : 昭和住宅.pdf
ファイルサイズ : 24.27 (現在のサーバー速度は28.16 Mbpsです
以下は、昭和住宅に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
写真の美しさも好印象でした。また取り上げられている「昭和住宅」のそれぞれが個性的で、住む人や建築家の感性を見事に表しており、息吹が感じられるものです。「昭和住宅」に常日頃関心があることもあり、このようやコンセプトの書籍の刊行は嬉しい限りです。冒頭に大井隆弘さんの「ジブリ映画にみる昭和の家」は興味深い文でした。ジブリ映画に登場する家の間取りが紹介されてあり、『コクリコ坂』の「メルの家」、『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」ほかがその特徴と共に語られていました。この変化球的な取り上げ方は楽しめました。意外性もあり、昭和住宅の魅力を違う角度から論じています。心惹かれるのは洋風やモダニズム系の建物でした。モダンやハイカラと言う言葉が相応しいような近代的な昭和の建築の魅力が写真と解説から伝わってきます。最初の「洋館と和館が並ぶ家」では「旧里見弴邸(これは5ページの分量で丁寧に説明してありました)」「旧田中家住宅」「旧山崎家別邸」「旧柳下邸」の4つを取り上げています。上質紙に美しいカラー写真で紹介ですし、外観だけでなく内部の設えも分かるように配慮された編集でした。何れも美しい建物を作る誇りのようなものが見えてきますし、当時の設計士や職人の矜持などが感じられます。旧里見弴邸に代表されるように、建物の内部の写真が沢山紹介してありました。実にモダンですね。昭和初期にかけて施工されたものが多いように感じましたが美意識や技術の粋がそこから見てとれます。西洋の技を日本の風土や生活習慣にいかに根付かせるかという工夫が感じられる内容でした。「西洋民芸の家」では、22ページの「大山崎山荘」、23ページの「小林一三邸」など、よく訪れことがある住宅は解説も身近に感じもその特徴を反芻しています。実際の建物も漠然として眺めたり、内部を観賞していましたが、これらの解説を知れば見方が変わります。「藤棚とパーゴラ」では、京都にある「駒井家住宅」を取り上げていました。 5ページの分量で詳しく紹介してありますが、この駒井家住宅は、北白川疏水沿いの閑静な住宅地にあります。古色を帯びたサンルーム(42P)が戦前の住宅建築の美しさを感じさせるでしょう。これはヴォーリズの設計です。階段のカーブの柔らかさを感じさせる内部の設えを当方は魅力的に感じてきました。毎週金曜日と土曜日に拝観が可能ですから、もし京都観光に来られる際は一度立ち寄られれば感慨を受けられる住宅だと思っています。「曲面のある家」の「旧朝倉文夫邸」「旧原邦造邸」「岡本太郎邸」のように現在はそれぞれ美術館として有名ですが、当然元は住宅だったわけで、本来の機能美にも気付かされました。いずれも風雪に耐えてきた素敵な昭和住宅が戦災や高度成長の波を乗り越えて21世紀まで残されています。歴史の生き証人のような昭和住宅も少しずつ姿を消そうとしています。その場所で生活を営んできた人々の住まいですので、住宅の歴史は家族史であり生活史であり世相史でもありました。古き良きものを残していく努力は一人では出来ませんので、それぞれの建物を支える関係者の努力も感じ取れました。
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